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2016年2月26日 (金)

宝蔵寺〜伊藤若冲ゆかりの寺

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宝蔵寺・寺宝特別公開
期間  平成28年2月5日(金)~8日(月)
江戸中期に活躍した絵師、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)ゆかりの寺院で、若冲筆『竹に雄鶏図』、『髑髏図』、若冲の弟・宗巌(白歳)筆『羅漢図』、「若冲派」と称される若演の作品を含む15点の作品が公開されました。

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Jyakuchu02a_2 『竹に雄鶏図』(宝蔵寺HPより)

Jyakuchu01a_3 『髑髏図』(宝蔵寺HPより)

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宝蔵寺
細密画をはじめ、変遷する特異な画風で近年人気の高い孤高の天才画家伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)は、江戸中期の正徳六年(1716)2月8日京都・高倉錦小路(現在の錦市場)南東角にあった青物問屋「桝屋」=通称「桝源」の主人・三代目伊藤源左衛門の長男として出生しました。
元文3年(1738)若冲二十三歳の頃、父・源左衛門が四十二歳で亡くなったため、四代目源左衛門となりましたが、三十代の頃より画家を志したため、宝暦五年(1755)次弟・宗厳(白歳)に家督を譲り、名を茂右衛門と改名、画業に専念することとしました。
そして、伊藤家の菩提寺が宝蔵寺であったことから、寛延4年(1751)9月29日に父母の墓石を、明和11年(1765)11月11日には末弟・宗寂の墓石をそれぞれ建立しました。父母の墓石には「桝源」初代と二代目伊藤源左衛門家族の戒名も刻まれています。

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伊藤若冲の父母らの墓石修復 京都・宝蔵寺 (京都新聞2016年1月26日記事)
 江戸中期に活躍した奇想の画家伊藤若冲(1716~1800年)ゆかりの宝蔵寺(京都市中京区)でこのほど、劣化が進んでいた伊藤家の墓石の保存修理が完了した。2月7日午後2時に関係者を招いて完成式を営む。
 宝蔵寺は伊藤家の菩提(ぼだい)寺で、境内の墓地に父母や弟白歳の墓など4基があった。いずれも建立から250年ほどたって表面の文字の剝離が進んでいたため、小島英裕住職(48)が若冲生誕300年に向けて一昨年から寄付を募っていた。
 約200人の若冲ファンからの寄付金に府の補助金を加えた約400万円を費やし、洗浄、崩落した破片の接合、剝離を防ぐための樹脂注入などを施した。修復を終え、墓石に刻まれた「伊藤若冲建」や、生家の屋号「ますや」の文字が鮮やかによみがえった。
 修理を機に4基は本堂前に移動され、自由に参拝できるようになった。小島住職は「父母や家族を大切にした若冲の思いを形として残すことができた」と話している。

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という訳で、伊藤家の青果商「桝源」のあった錦市場では「若冲生誕300年」の垂れ幕が掲げられています。

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