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2017年3月

2017年3月26日 (日)

2017年3月24日長徳寺のオカメ桜

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早咲き桜で有名な、出町柳にある長徳寺のオカメ桜です。

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オカメザクラはイギリスの桜研究家イングラム(Ingram)がカンヒザクラ(寒緋桜) とマメザクラ(豆桜)を交配して作り出した園芸品種で、名前はおかめに由来します。淡い紅色の一重咲きで、花が下を向いているのが特徴です。早咲きで花期は2月下旬から3月上旬ごろと謂われていますから、やはり今年は開花時期がかなり遅くなっていますね。

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京都御苑の糸桜も固い蕾のままです。

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2016年3月25日の映像です。ちょうど1年前、この時期には満開でした。 

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今年はこんな状態です。類推すると今年の桜(ソメイヨシノ)の開花は4月1日前後に始まり、満開は4月6日から8日ではないかと思われます。

2017年3月18日 (土)

鉄輪(かなわ)の井

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昔、堺町松原下ル(現在の下京区)に、ある夫婦が住んでいました。ところが夫が浮気をし、嫉妬深い妻は怒り狂い、ついには呪いの願掛けに走りました。丑の刻参り(丑三参り〈うしみつまいり〉とも呼ばれる)です。顔に朱をさし、身体に丹(赤色の絵の具)を塗り、頭には鉄輪(三本の足を持つ五徳)をかぶり、その三本の足には蝋燭、口に松明をくわえ、丑の刻に向かう先は貴船神社……

150shirosyozoku呪いの正装?はこんな感じのようです。(Google画像検索からのイラストです)
堺町松原下ルあたりから貴船神社へは片道15km往復30kmの道のりです。この一本歯の下駄では歩行が困難でしょうから、下駄は貴船神社に着いてから履いたものと思われます。

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呪詛の満願は七日であったが、その六日目に女はついに力尽きたのか、自宅近くの井戸のそばで息絶えていた。哀れに思った者がかぶっていた鉄輪を塚と見立てて葬り、やがてその井戸は「鉄輪井戸」と呼ばれるようになりました。
 そして一つの伝説が生まれました。この「鉄輪井戸」の水を飲ませると、どんな縁でも切れるという、その噂は広く知られるようになり、多くの人が水を求めてこの地を訪れたそうです。

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有名な鉄輪井戸ですが、簡単には見つかりません。『鐵輪跡』と刻まれた碑だけが頼りです。そして井戸は民家の敷地内にある、個人の表札が掲げられた格子戸をくぐり、更に路地を奥へ約10メートル入った場所にあります。

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突き当たりの右側に「鉄輪の井」があります。

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井戸は既に金網に覆われ、もはや縁切りの水は汲めませんが、その井戸の上には鉄輪の由来書が置かれ、更に水に関する注意書きが置かれてあります。ということは、今でも縁切りのためにわざわざ足を運ぶ人間が存在するということです。

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江戸時代になって、縁切りの鉄輪井戸ではよろしくないなあということで、その隣に稲荷明神が祀られるようになり、その御利益は「縁結び」。強力な縁切りの効果は、逆に強力な縁結びに通じるという発想ですね。ですが、その稲荷神社も江戸末期には焼け落ち、町内の総意のもとで昭和に入ってようやく再建され、夫婦和合・福徳円満の神として祀られ、その名を命婦(みょうぶ)稲荷神社といいます。

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2017年3月11日 (土)

下鴨神社の「流し雛」と三十三間堂の「春桃会(もものほうえ)」

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流し雛とは毎年3月3日に下鴨神社で行われる古式ゆかしい行事で、一般公募で選ばれた男女らが、桟俵に乗せた紙雛を境内の御手洗川にそっと流し、厄災を祓います。
当日、参拝者には雛あられ付きの流し雛が授与(有料)されます。

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糺の森

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ここで流し雛を買い求めます。(小)が500円、(大)が1000円です。こんな価格でいいのだろうかと、申し訳なく思ってしまうほど見事な造りです。しかも雛あられまでついてます。

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流し雛は夏の「御手洗まつり」開催の場所でもある、御手洗川で行われます。

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午前11時に始まると聞いていたので、10時前には到着したのですが・・・・この人出です。

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Kyoto_designこのように大小の流し雛が御手洗川に優雅に浮かぶはずなのですが、人が多すぎて撮影ポジションが確保できないと判断し、無念の撤収です。(画像はYouTubeから)

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下鴨神社に向かう前、三十三間堂の春桃会(もものほうえ)を参拝させていただきました。
「三十三間堂」の名前にちなんで「三」の重なる3月3日桃の節句に行われる法会で、華道池坊の献花式と華展、千体観音像を特設の高壇から遥拝するなど、縁日(無料公開)の慶祝行事が催されます。

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午前9時の開堂を待つ人々。

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堂内は撮影禁止でしたが、1000体を越える仏像群は圧巻でした。

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このマスコットさんは比叡山延暦寺の「一隅を照らす(いちぐうをてらす)運動」キャラクター「しょうぐうさん(照隅さん)」です。一隅を照らすとは天台宗の開祖である最澄の言葉であり、「一隅(いちぐう)を照らす、 これ則(すなわ)ち国宝なり」 という教えがあり、 「それぞれの立場で精一杯努力する人はみんな、 何者にも代えがたい大事な国の宝だ」 という意味だそうです。

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