文化・芸術

2016年7月22日 (金)

ガラスの茶室とWater Block(ガラスのベンチ)

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東山山頂にある、将軍塚青龍殿の大舞台に、世界的デザイナー吉岡徳仁(とくじん)氏のガラスの茶室が展示されていました。

京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年記念 特別展覧会「吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵」
展覧会|期間限定  2015年4月9日[木]〜 2016年(終了日未定)
会場|将軍塚青龍殿 〒607-8456 京都府京都市山科区厨子花鳥町28
主催|青蓮院門跡
共催|株式会社吉岡徳仁デザイン事務所
後援|京都市
拝観料|500円

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茶室も素晴らしいのですが、私は茶室の周りに配置されたWater Block(ガラスのベンチ)の美しさに魅かれました。

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Water Block(ガラスのベンチ)内部です。

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土曜・日曜・祭日は将軍塚青龍殿行きのバスが1日7便運行されますが、この日は平日だったため、円山公園最奥部からの山道で向かいました。

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写真中央は賀茂川です。この青龍殿大舞台は京都市内が一望できるお薦めのスポットです。

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2016年5月24日にはキャロライン・ケネディ駐日米国大使がこの「ガラスの茶室 - 光庵」 に来訪され、Water Block(ガラスのベンチ)はアメリカ大使館公邸にも設置されているそうです。

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2016年5月14日 (土)

京都迎賓館

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京都迎賓館〜藤の間

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京都御苑内にある「京都迎賓館」が試験公開されました。

【2016年4月20日京都新聞記事】京都迎賓館、4月28日から試験公開
 京都迎賓館(京都市上京区)で4月28日~5月9日までの12日間、通年公開の実現に向けた試験公開が行われる。20日には報道関係者向けの内覧会があり、京都の誇る伝統の技を駆使した内部の様子が紹介された。

 試験公開では、ロビーにあたる「聚楽の間」、大臣会合などで利用される「夕映(ゆうばえ)の間」、歓迎式典の会場となる「藤の間」を見学できる。和食とともに芸舞妓の舞も披露される「桐の間」の様子も外から見られるほか、池にかかる廊橋(ろうきょう)から庭園の眺めも楽しめる。

 館内では、日本画家が下絵を描いた花々や愛宕山に沈む夕日などの織物が壁面を飾り、目を引く。西陣織のクッション、京指物のあんどん、漆塗りや螺鈿(らでん)といった技術で作られたテーブルなど調度品、小物にも伝統の技が生かされている。

 試験公開は無料で、午前10時~午後5時。1日当たりの定員は4月28日~5月3日が1500人、4日~9日は2千人。西門で当日午前9時から、先着順に入館時間帯を指定した整理券を配布する。

 京都迎賓館は現在、外国首脳の接遇に年間計2週間程度使用しているほか、年1回、10日間ほど一般公開している。3月に視察した菅義偉官房長官が通年公開の考えを示しており、内閣府は試験公開の結果を踏まえた上で、早ければ7月下旬にも開始する。

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当日先着順で整理券が配布されるため、午前9時受付開始に合わせ私が並んだのは7時49分でしたが、すでに列ができていました。

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待つこと1時間あまり・・・無事整理券を入手できました。

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手に入れた整理券を見つめて、皆にっこり。

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【BSプレミアムからの映像】
BSプレミアムで2014年に初回放映され、昨年秋、再放映された富司純子と娘さんの寺島しのぶさんが「京都迎賓館」を訪れた番組を観て、ああ、こんな建物があるんだと、気に留めていたら、今年の春、総理府のホームページで通年公開に向け、試験公開を実施する案内を見つけて、これは行かねばと・・。

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【BSプレミアム映像】

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ブッシュ大統領と小泉首相(当時)
【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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この日は京都を代表する料亭の一つ「瓢亭」の料理が供されました。
【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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【BSプレミアム映像】

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整理券を手に入れた後、開場までの間、京都御苑を少し歩いて帰ってくると、行列は更に伸びていました。

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午前10時、さあ、開門です。

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まず地下駐車場に入り、手荷物検査を受け、金属探知ゲートをくぐります。

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京都迎賓館
京都迎賓館は、日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を心を込めてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に平成17年(2005年)4月に開館した国の迎賓施設です。
当館の設計コンセプトは二つあり、「現代和風」と「庭屋一如」です。建設にあたっては、数多くの京都を代表する伝統技能者の技を活用しています。また館内には伝統的技能を活用した多くの調度品を配置しています。
【当日パンフレットより】

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正面玄関は樹齢700年の欅(けやき)の一枚板だそうです。

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聚楽の間
聚楽の間は、ロビーとして位置づけされる空間です。晩餐会や大臣会合などが行われる際に、随員の待合とするなど多目的に利用されます。
「京指物(きょうさしもの)」の技能と有職織物を用いた安楽椅子が並びます。鮮やかな赤色の座面は、他の部屋と異なり自然光が入らない聚楽の間の特徴を活かしたものです。
部屋名の「聚楽」は16世紀に京都に造営された邸宅・聚楽第(じゅらくだい)でよく知られていますが、「楽」(心が安らかで楽しいこと)を集める(「聚」の字は寄り集まること)といった意味があります。転じて、人が集まった都もさします


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夕映の間
夕映の間は、大臣会合などの会議や立礼式(りゅうれいしき)のお茶のおもてなし、晩餐会の待合としても使用されています。
東西の壁面は、日本画家の箱崎睦昌(はこざきむつまさ)氏の下絵を基に綴織り(つづれおり)の技法を用いて制作された織物で、それぞれ縦2.3メートル、横8.6メートルです。
東側の作品は、京都の東にそびえる比叡山を月が照らす様を描いた「比叡月映」、西側の作品は、京都の西に連なる愛宕山に夕日が沈む様を描いた「愛宕夕照」です。
東西の壁面は可動式になっており、部屋を三分割して使用することができます。

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藤の間
藤の間は、教師迎賓館で最も大きな部屋で、洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として使用されています。櫛形にテーブルを並べた宮中晩餐方式でおよそ60名、円卓を並べた場合にはおよそ120名の会食が可能です。
壁面装飾は。、日本画家の鹿見喜陌(しかみきよみち)氏の下絵を基に綴織り(つづれおり)の技法を用いて制作された織物で、縦3.1メートル、横16.6メートルです。
藤の間の舞台では、舞・能や琴の演奏、雅楽などが披露され、訪れた方々へ日本の伝統文化を紹介しています。

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6枚の舞台扉を彩るのは人間国宝、故江里佐代子氏による截金(きりかね)。

截金(きりかね)は、切金とも書き、また細金(ほそがね)と呼ばれた時代もありました。 純金箔やプラチナ箔を数枚焼き合わせ、厚みをもたせたものを鹿皮の盤の上で竹刀にて細く線状、または、丸・三角・四角などに切り、それを筆端につけて貼りながら種々なる文様を描き出す技法で、仏像や仏画の加飾荘厳として用いられました。
【江里朋子氏(江里佐代子氏の長女)HPより】

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この引戸から「桐の間」に向かいましたが、この出入口は通用口で、賓客の方々は通ることがない通路です。

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桐の間
桐の間は、和食を提供する「和の晩餐室」です。最大24名までの会食が可能なこの部屋では、京料理でおもてなしいたします。
食事中に、芸妓(げいこ)さんや舞妓(まいこ)さんによる舞や琴の演奏などが行われ、宴席に彩を添えています。
釘隠や襖の唐紙(からかみ)など各所に「五七の桐」が見られますが、これは、明治時代より日本国政府の紋章として使用されているものです。京都迎賓館の紋章でもあります。


さてここで「五七の桐」とさらっと書かれていますが、「五七の桐」とはなんでしょう。

560pxgoshichi_no_kiri_invertedsvg_3 【五七の桐】
古くは菊紋章とともに天皇家の家紋のひとつであったが、歴史的に褒章として臣下に与えられる家紋となった。五七桐のほうが五三桐よりも位が高いとされ、天皇より直接与えられた足利氏や豊臣秀吉等は、五七桐を用いており、現在では日本国政府の紋章となっている。
3本の直立する花序(花の群れ)と3枚の葉から構成されているものが基本的図案である。花序につく花の数が3-5-3の五三桐(ごさんのきり・ごさんぎり)が一般的で、花序につく花の数が5-7-5となっているものは五七桐(ごしちのきり・ごしちぎり)という。

498pxjapanese_crest_gosannkirisvg 【五三の桐】

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全長12メートルの漆座卓

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